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〈epo新ブランド発表会レポート 後編〉山崎まいこ先生のホリスティック論

ブランド発表会ではスペシャルコンテンツとして、まいこ ホリスティック スキン クリニック院長の山崎まいこ先生をゲストに迎えた、トークセッションを開催。部分的、一次的な改善ではなく、肌が自ら美しくなる力を育む考え方は、epoのコンセプトに通ずるものがあります。まいこ先生が、ナチュラルで美しい素肌を引き出すために、大切にされている考え方とは?

まいこ先生が大切にしている2つのポイント

皮膚科医としての治療は、塗り薬を処方する外側からのアプローチだけでは根本的な解決にはならず、内側からのケアも欠かせない、と説く山崎まいこ先生。今回は、epoの新しいフードラインの開発に携わる、stillwaterの白石宏子さんと一緒に、「ホリスティック」の考え方を伺いました。

白石宏子さん(以下 白石):epoもホリスティックがキーワードですが、皮膚科医としての治療にそのエッセンスを取り入れているまいこ先生は、ホリスティックであることをどのように捉えていらっしゃいますか?

山崎まいこ先生(以下 まいこ先生):ホリスティックは、直訳すると、統合的な、総合的な、という意味です。「一部分ではなく、全体を見る」考え方で、私は3つの視点として
・ボディ=外側のケア
・マインド=心のケア
・スピリット=魂のケア

と捉え、この3つが整ったときに初めて、自分本来の美しさと健康が実現できると考えています。 スピリットが特に、抽象的でスピリチュアルに感じられるかもしれませんが、私の解釈は「内側から沸々と湧き上がる思い」。どう生きたいか、どうありたいか、自分が自分らしくいられる。そんな本質的な気持ちに寄り添える、オーダーメイドな治療を目指しています。

白石:お客さま一人ひとりに寄り添いたいと願うepoにも、近い想いがあります。epoでは、“効く”ホリスティックとして、ホリスティックに説得力を加えた提案を大切にしていますが、まいこ先生の考えるホリスティックなアプローチの中で、大切にされていることはなんでしょうか?

まいこ先生:epoが科学的な裏付け=エビデンスを重要視されている点は、まさに同感です。ホリスティックなアプローチにもさまざまなものがありますが、私も必ずエビデンスを注視します。歴史に裏付けされた情報も支えになりますし、新しい方法こそ、エビデンスに基づいた効果の検証が重要です。 そしてもうひとつが、0か100かで捉えないこと。短期間で成果を求めたり、「これさえやれば!」と必死に頑張ったりすることは、その考えに捉われて、自分を苦しませることに繋がりかねません。外見が美しいだけでなく、精神的にもバランスが取れていることが、内側からオーラがあふれ出る素敵な人だと考えます。

血液の質を良くする=ファスティングとは?

白石:まいこ先生は、美しい肌作りのために、腸内環境を整える栄養学やファスティングも取り入れていらっしゃいます。epoでも「史上最強の腸内環境」を掲げ、今後、愛媛特産品の発酵の力を生かした、ファスティングメニューを提案していく予定です。改めて、ファスティングのメリットを教えてください。

まいこ先生:ファスティングはシンプルにいうと、腸を空っぽにして一旦リセットすることで、腸の機能を高める方法です。
年齢を重ねるにつれ、修復因子や成長因子の力が下がったり、血糖値が変動したり、基礎代謝が落ちたり、といったことが起こりがちです。ファスティングは、そんなカラダによくないサイクルをリセットし、正常なサイクルへ導くことを目指します。
腸を空っぽにする→便秘や消化不良、腸内細菌バランスの乱れなどによって生まれる有害物質が排除できる→有害物質の影響を受けていた血液の質が良くなる→いい血液が肌に届く→美肌に繋がる、と皮膚科医としても有益な治療法と考えています。腸内環境や血液の質がよくなれば、全身へいいものがスムースに届くように。その結果、炎症物質の生成を防げ、免疫力が高まり、肌のほか、全身に不調が起きづらく、巡りのいいカラダを作ることに繋がります。

白石:元気や美しさの元は、腸の働きなんですね。「腸、ありがとう!」と伝えたくなりました。

まいこ先生:医学部時代の恩師が、腸を「最も寛容な臓器」と呼んでいて、本当にその通りだと感じています。カラダにいいものは取り入れ、不要なものは排出してくれる腸。なんて寛容なんだろう? と。そんなありがたい腸の環境を良くする腸活は、私たちの健康美に欠かせません。すると体内が整い、肌が整い、精神も整い、栄養素の消化・吸収が良くなり……と理想的なサイクルが生まれるのです。

心の健康を保つには、好きなことをする!

白石:ホリスティックであるためには、心の健やかさも大切だと思いますが、私たちが心の健康のために、今すぐできることはありますか?

まいこ先生:私自身も実践していますが、少しでもストレスを感じたら、好きなことをして、セルフメンテナンスをするのがおすすめです。没頭できる趣味に集中する時間が、最も効果的なストレスケアになります。私の場合は、日々の入浴タイムや温泉に行くこと、ゴルフやお酒を飲むことなど。“好き”と向き合う時間が心を安定させてくれるので、ちょっとしたことでもいいので、「1日1つは好きなことをする」を心がけてみてください。

ブランド発表会には、epo journalでもご協力いただいた、NPO法人日本ホリスティックビューティ協会 代表理事の岸紅子さんも駆けつけてくださいました。左から、山崎まいこ先生、岸紅子さん、エポラ社長の竹村孝介。

一見難しそうに感じられたり、抽象的に受け取られたりすることもある「ホリスティック」という考え方ですが、確かなエビデンスを添えることで、医療に、そしてセルフケアにも役立つ、真の美しさへの道標になります。まいこ先生のお話をヒントに、ライフスタイルにホリスティックなエッセンスを取り入れてみてください。

profile

山崎まいこさん

まいこ ホリスティック スキン クリニック院長。勤務医として形成外科医、皮膚科医、美容皮膚科医として務め、2017年東京・代官山にクリニックを開業。 ホリスティックな視点から、身体の内側と外側、腸内の健康、心のあり方までサポートする、オーダーメイドで患者に寄り添う医療で、各界著名人やビューティー関係者からの信頼も厚い。 米国NTI認定栄養コンサルタント。日本皮膚科学会などに所属。

profile

白石宏子さん

株式会社スティルウォーター代表取締役。文化、食、環境などをテーマにした企画運営やブランディングに携わる。epoの新商品、エポコンブチャ酵素-伊予柑-や、エポ麦甘酒-みどり麹入り-などの商品開発を担当。

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