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〈epo’s partner〉「石垣島ユーグレナ」が起こす緑の革命 前編

本物の有効成分だけを原材料にしたepoの商品。その背景には、誠実なものづくりの力になってくれる、パートナーの存在があります。今回は、ユーグレナ(ミドリムシ)が主原料のサプリメント「ミドリム」などを作るのに欠かせない、沖縄県石垣島にあるユーグレナの生産工場へ。グループ企業の株式会社ユーグレナで、品質保証や全体マネージメントを担当する、中野良平さんを訪ねました。

研究者魂に火をつけた、神秘のスーパーフード

東京大学で植物の光合成研究に携わり、2008年に「ユーグレナで世界を変える!」との思いで入社した中野さん。昆布やわかめなどと同じ藻の一種で、ビタミンやミネラルなどの植物性、タンパク質や不飽和脂肪酸などの動物性の計59種類もの栄養素を併せ持つユーグレナに魅せられ、培養方法の基礎研究や他社との共同研究に従事。そして2013年からは、石垣島にあるユーグレナとクロレラの生産工場所長に就任しました。

「北海道で生まれ育ち、東京で研究者の道を歩んで、沖縄の石垣島へ転勤。まさに北から南へと、日本を縦断する人生になろうとは。」

そう微笑む中野さんのプライベートを聞けば、移住先である石垣島の女性と結婚し、現在は2児のパパ。毎朝、牛乳に栄養豊富なユーグレナパウダーを溶かして飲むのが、家族のモーニングルーティーンだといいます。

「ユーグレナは研究者の視点から見ても、老若男女へ本当におすすめしたい、栄養バランスに長けたスーパーフード!植物と動物、両方の栄養素を併せ持つ生命力の強い生き物で、カメレオンの色が変化するようにクルクルと性質を変える、類い稀なる素材です。つまり、生育環境によって性質、品質が左右されやすい特性があります。そこで、僕の培ってきた研究の知見を生かし、品質や培養量を安定させる使命がありました。今では実現に至り、安定した品質を保ちながら、年間160トンの大量培養に成功しています。」

光、温度、水。石垣島の風土がベストマッチ

そもそも、生産工場があるのは、なぜ沖縄の石垣島なのでしょう?

「光合成生物のユーグレナやクロレラが育つ条件は、光、温度、水の3つです。燦々と降り注ぐ太陽光と、年間を通じた温暖な気候、そして石垣島には沖縄で最も標高の高い於茂登岳が。森林の広がる山があるということは、その下に地下水が湧いているということ。このミネラル豊富な水が重要です。例えば宮古島は、光と温度の条件は満たすけれど、山がないので地下水は入手できません。沖縄ならどこでもいいのではなく、石垣島がベストというわけです。」 生産工場の屋外には緑色のプールがいくつもあり、まさにミネラル豊富な水の中でユーグレナやクロレラが光合成をしている真っ最中。

こうして栄養をたっぷりと蓄えた後、遠心分離機でユーグレナやクロレラだけを取り出し、スプレードライヤーで乾燥させてパウダー状に。これが、サプリメントなどの原材料になります。

目に見える“安心・安全”を世界中へ伝えるために

「素晴らしい栄養バランスや生命力を持つユーグレナとはいえ、小さな離島で作られていることから、品質にばらつきがないか、雑菌が入っていないかなど、お客様が不安を持たれることもあると思います。そこで、安全性を可視化するための認証を取得。日本国内だけでなく、世界中の方々に安心してとり入れていただけることを目指しています。」

「石垣島ユーグレナ」が取得している認証

●FSSC22000………食品の安全を守るための国際規格。衛生管理等の項目や、抜き打ち審査をクリアする必要があります。

●ハラール認証………イスラム教徒も口にできる証。

●コーシャ認証………ユダヤ教徒も口にできる証。

●ASC認証………持続可能な養殖水産物の国際規格。藻類での取得は、ユーグレナが世界初。 生産技術研究所内には、数々の認証状が。安心・安全、そして持続可能なものづくりを表しています。

59種類もの豊富な栄養素を持つ、日本生まれのスーパーフード「石垣島ユーグレナ」。エビデンスを元にした素材作りからバトンを受け取るように、epoの商品へ、そして明るい未来へとつながります。後編では、環境配慮への思いと、ユーグレナが紡ぐ未来を伺います

profile

中野良平さん

2008年に株式会社ユーグレナへ入社。現在は、ユーグレナ社が出資する生産工場の八重山殖産株式会社 代表取締役と、株式会社ユーグレナ 執行役員生産技術開発担当を兼任。研究所と生産工場をつなぐ役目を担っている。

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